県立尼崎病院と県立塚口病院の2つの病院が新たに統合され、病床数730床（当時）の新病院が開院しました。2病院の統合は、両院の関係者（患者さんとそのご家族、医療関係者、取引先企業、職員、就職希望者、近隣地域住民等）のもつ情報環境を根本からくつがえす大きな出来事です。これまで取得してきた両院に関する既知情報を速やかにリセットし、新病院のものに上書きする必要がありました。そこで新病院ホームページは新病院内の擬似体験ができる程度の十分な情報量を掲載し、事前に新病院の内部がわかるコンテンツを掲載。情報更新が容易なCMS（コンテンツ管理システム）を導入して、速やかな情報の発信が行なえるよう整備いたしました。また「案内冊子」の制作もご提案。院内に設置して、実際に来院された方が持ち帰られるよう、新病院の情報環境を整備することを目指しました。加えて案内冊子と新病院ホームページはQRコードを介して連携し、詳細をホームページにて確認いただけるよう配慮するなど、情報経路を設計いたしました。